マイケル・クライトン氏逝去

今夜はとても残念なお知らせです。

１１月４日（米国）に、小説家、ＳＦ作家、映画監督、脚本家であるマイケル・クライト ン氏がロサンゼルスの病院でがんのために亡くなりました。６６歳の若さでした。

日本では、ジュラシック・パーク／ロスト・ワールド、そしてＥＲ緊急救命室で有名です
ね。

bfieldが読んだり、観たことのある映画・ドラマを紹介します。

小説：
・ 1990年『ジュラシック・パーク』 Jurrassic Park
・ 1995年『ロスト・ワールド -ジュラシック・パーク2-』 The Lost World
　　ジュラシック・パークシリーズに関してはあまり語ることはありません(^_^)
　　恐竜大好き人間に夢を与えてくれました。
・ 1996年『エアフレーム -機体-』 Airframe
　　クライトン氏は現在の航空業界の危機を何年も前に予見していました。
　　地味な作品ではありますが、良質な小説だと思います。
・ 1999年『タイムライン』 Timeline
　　bfieldが感銘を受けた作品の一つです。パラレルワールドの面白い解釈だと思います。
　　物理的にもリアリティがあるのではないかと思います。
・ 2002年『プレイ -獲物-』 Prey
　　この作品は荒唐無稽過ぎてついていけませんでした。おまりお勧めできません。
・ 2004年『恐怖の存在』 State Of Fear
　　これは「二酸化炭素による地球温暖化」というステレオタイプが本当にそうなのだろ
　　うかいう問題提起をしている作品です。bfieldも地球温暖化の原因が別なところにあ
　　るのではないかと考えています。

脚本：
・ 1996年『ツイスター』 Twister（脚本）
　　この映画の迫力は素晴らしかったですね。とても臨場感があって、面白かった。
　　特に、牛が飛んでくるところが印象に残っています。

小説の映画化作品：
・ 1993年『ジュラシック・パーク』 Jurassic Park
・ 1997年『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』 The Lost World: Jurassic Park
・ 1998年『スフィア』 Sphere
・ 2001年『ジュラシック・パークIII』 Jurassic Park III
・ 2003年『タイムライン』 Timeline
　　小説に比べると、映画のできは良くありませんでしたね。小説のほうをお勧めします。

テレビドラマ：
・ ER緊急救命室（製作総指揮、脚本）
　　クライトン氏の多才さに、驚きを禁じえないドラマでしたね。

今年はbfieldの尊敬するアーサー・Ｃ・クラーク氏とマイケル・クライトン氏の両巨匠が
亡くなりました。２００８年、忘れられない年になりました。
両名のご冥福をお祈りします。

また、ジャーナリストの筑紫哲也氏が１１月７日に肺がんのために亡くなりました。７３
歳の若さでした。彼の業績を称えるとともに、ご冥福をお祈りします。

コメント 6

なるほど。若いな。走り抜けたのだなー。
温暖化のすべての原因が二酸化炭素ということはないのでしょうけども
温暖化論反論者の多くが何だか売名っぽかったり特定の背景を感じて
そっちの方が信用できないです。とりあえず化石燃料の大量消費は
適当ではないように思います。ま、エコ、エコってのも胡散臭いですが。


by 春分 (2008-11-09 09:37) 

◇ 春分さん
　　そうなんですよね。残念です。
　　二酸化炭素は大気組成の0.04%以下なんですよね。
　　どれほどの温室効果があるのかとても疑問に思います。
　　売名行為の反対論者のことは知りませんが、
　　地球の平均気温のデータを見ると、安定して
　　いたことなんて一度もなさそうです。
　　胡散臭いというよりも、詐欺に近いエコが横行しています。
　　エコと称して、そこに至るエネルギー消費量を考慮してません
　　からね。

by bfield (2008-11-10 14:55) 

ツイスター、面白かったです。
天災を扱う映画は好きだし
人間模様も面白かったし
私も牛が飛んできたシーンは
驚きました。
by jewel (2008-11-11 12:45) 

◇ jewelさん
　　竜巻の観測があんなに命がけで行われているとは知りませんでした。
　　米国にとってはかなり深刻ですから当然かな？
　　そうそう、人間模様も面白かったですね。

by bfield (2008-11-12 02:54) 

◇ rose-kさん、nice! ありがとう！

by bfield (2008-12-10 20:00) 

◇ kimikoさん、nice!　ありがとう！

by bfield (2009-01-01 17:49)