秘密 ―トップ・シークレット―　清水玲子：プレアデスの夜：SSブログ

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秘密 ―トップ・シークレット―　清水玲子　[アニメ] [編集]

今夜の大人が観ても楽しめるアニメ第三弾です。

「秘密 ―トップ・シークレット―」

このアニメは脳科学の最先端技術「ＭＲＩ］で死者の脳をスキャンし、死者が見た映像を
たよりに事件を解決していくという物語です。

ＭＲＩとは、死者から４８時間以内に取り出された脳を１２０％稼動させてスキャンする
と、その人が見た場面を時系列で映像で見ることができるという装置です。

脳の記憶から映像を再現する、しかも時系列で、このようなことはどう考えても荒唐無稽
な設定なのです。でも、それが可能だという前提で観れば、それなりに楽しめるものです。

ＭＲＩ捜査は「科学警察研究所法医第九研究室」が担当している設定ですが、その捜査員
たちが対峙する他人の秘密を覗き見るという葛藤、それを非難する人々、自分の脳がスキャ
ンされてしまうことを考慮して仕組まれた罠など、考えさせられるエピソードがたくさん
あります。

Wikipediaでは、原作と違って捜査する場面が多く、ご都合主義であるという批評が書かれ
ていますが、ＭＲＩがあったとしても完全なシステムとはいい難いし、実証検分を含めて
実際の捜査というものはそういうものだと思います。

設定はぜんぜん違いますが、フィリップ・Ｋ・ディック原作、スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズが出演した映画「マイノリティ・リポート」を思い出しました。

このシリーズはネット上で動画を手に入れにくいのですが、面白いので紹介しました。

第一話　脳と旅する男

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