時生 - 東野圭吾 [読書]
久しぶりに小説を読みました。
たまたま読み忘れていた小説なんですが、なかなか面白かったです。
この小説は主人公の宮本拓実が自分の息子の最後に立ち会うところから始まる。
ところがこの息子、実は二十年以上前に父親と行動を伴にしていた。
不思議な親子の絆を魂のタイムスリップと言う形で表現した内容だ。
主人公である父親のバカさが嫌と言う程描かれているところには閉口した。
内容的にはもっと短くても良かったと思う。
それに、タイムパラドックスの問題をそのまま放置していることが気になった。
スリル感のあるストーリー展開は良かった。その流れに乗って次から次へとページを捲り
たくなる感覚は、東野圭吾ならではと思う。
しかし、この本を読んだことにより精神的に得るものは特になかった。
自分の感性が枯渇しているせいだろうか…。
でも、面白かったことは確かなのだが。
評価:
タグ:読書
東野圭吾さんの小説ってタイトルで中身が気になるのが多いですよね。
何年も本を読まずにもっぱらDVD観賞ばかりです^^;
東野作品で「白夜行」と「秘密」の他にも映画化されてるのかな?
>自分の感性が枯渇しているせいだろうか…。
この頃、感動することが少なくなってることにショックをうけてます(--;
by kimiko (2008-07-17 06:19)
◇ kimikoさん
東野圭吾が原作の映画は観た事ないんですけど、「手紙」ドラマだったかな? は一応録画してあります。観てませんが…
この小説を読んで感動したり、涙を流したりした人達が、たくさんいるようですが、 bfieldは逆に覚めてしまいました。
原因はなんだろう…。歳のせいとは思いたくないですね(笑)
by bfield (2008-07-17 06:56)
◇ nyanちゃん、nice! ありがとう!
by bfield (2008-07-17 06:56)
◇ Rangerさん、nice! ありがとう!
by bfield (2008-07-19 20:35)
ふう~ん、そうなんだぁ~
ふむふむ。 参考にします。
時空を超えるって、ワクワクしますよね。
by jewel (2008-07-21 14:17)
東野さん、古本屋ランキングで10位以内をほぼ独占しているようです。
日経トレンディより。
時間的な作品は著者はうまいですね。
by 僕 (2008-07-21 21:56)
◇ jewelさん
そうそう、時空を超えるという部分だけ聞くと、
ファンタジックなイメージがあるのですが、実際はどろどろしてます(^_^;
面白いことは確かなんだけど、東野圭吾…、これでいいのか。
by bfield (2008-07-23 21:07)
◇ 僕さん
古本屋ランキングですか、見てみたいな~。
東野氏の作品が独占してしまうのは、
文壇に問題があるような気がします。
このままでいいのだろうか…
by bfield (2008-07-23 21:10)